2011年7月22日金曜日

フジテレビの宮瀬茉祐子元アナウンサー退社


フジテレビの宮瀬茉祐子元アナウンサー(29)が今月16日付で同局を退社した。先月末の社内異動で、広報局広告宣伝部に異動になっていた。

 フジ広報部によると、本人からは18日に大手広告代理店に勤務する男性(32)と婚姻届を提出するとの報告があった。男性は海外赴任が決まっているという。(サンケイスポーツ)

2011年7月20日水曜日

ベントレー、高級SUV市場参入へ…マセラティ、ジャガーに続く



高級SUVをリリースする計画が伝えられるマセラティやジャガー。今度は英国の名門、ベントレーが同市場への参入を表明した。

これは14日、ドイツの自動車メディア、『Auto Motor und Sport』が報じたもの。同メディアの取材に応じたベントレーのヴォルフガング・ドゥルハイマーCEOは、「我々はポルシェ『カイエン』や『レンジローバー』と競合する高級SUV市場へ参入するつもりだ」と話したという。

ベントレーがSUVを開発するのは、1990年代半ば以来のこと。ブルネイ国王の要請を受けて、『ドミネーター』と呼ばれる高級SUVを少量生産した過去がある。

しかし、今回は世界の富裕層がターゲット。とくに、中国、米国、欧州を主要マーケットに想定していると見られる。

このSUVは、『コンチネンタル』と『ミュルザンヌ』の中間に位置付けられるもよう。なお、発売時期は明らかにされていない。

2011年7月19日火曜日

生誕70年の坂本九さん 「上を向いて歩こう」が静かなブーム


 ■震災後 音楽配信が5倍に

 今年で生誕70年の歌手、坂本九さん(1941~85年)のヒット曲「上を向いて歩こう」(昭和36年)が東日本大震災後、静かなブームを呼んでいる。被災地でミュージシャンに歌われたり、復興に向けたCMソングに起用されたり…。曲のダウンロード数も震災後は約5倍に膨れ上がった。今月21日に発表から50年を迎える同曲の、色あせぬ魅力とは。(竹中文)

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 「被災地に励ましに来る多くのミュージシャンたちが、『上を向いて歩こう』を歌っていると被災者から聞いています」

 こう語るのは、坂本さんの長女で歌手の大島花子さん(37)。「主人が生きていたら被災地に行ったと思う」と話す母で女優の柏木由紀子さん(63)、妹で歌手の舞坂ゆき子さん(34)とともに被災地でのチャリティー活動に励み、10日に岩手県釜石市で開かれたミニコンサート(ビーフアンドラムニュージーランド主催)では約350人の前で「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」などを歌った。

◆半世紀を経て

 この2曲は、4月6日から約1カ月間、飲料会社「サントリーホールディングス」(大阪市北区)のCMソングに起用された。広報担当者は「日本中で幅広い世代に愛されている曲。CMでは71人の歌手や俳優により“希望の歌”のバトンリレーを行った」と話す。

 EMIミュージック・ジャパンによると、「上を向いて歩こう」は音楽配信のレコチョク、アイチューンズ・ストアなどでのダウンロード数が、震災前と後の各3カ月比で約5倍に伸びた。同社は13日、「生誕70年、リリース50年の節目に震災前から企画していた」というシングル「上を向いて歩こう」(1200円)を再リリース。公開中の映画「コクリコ坂から」(宮崎吾朗監督)でも、昭和30年代の青春劇のバックに挿入歌として使われている。

 ◆「笑顔で歌う」

 目にたまった涙がこぼれないよう、上を向いて歩く歌の主人公。この歌が生まれた昭和36年は、日本が戦後復興から高度成長へと本格的に歩み始めた時期だった。38年には「SUKIYAKI」の題名で日本の歌で初めて米ビルボードチャート1位を3週連続で獲得。軽快なメロディーと悲しさを秘めた歌詞に、国境を超えて多くの人々が勇気づけられた。

 被災者がこの歌に合わせて手拍子をしたり、涙を流したりする姿を見てきたという舞坂さんは、「父のように笑顔で歌うことを念頭において『上を向いて-』を歌ってきた。どんなに悲しいときでも笑顔でいようとした、父の気持ちを受け継いでいきたい」と話している。

【プロフィル】坂本九

 さかもと・きゅう 昭和16年、神奈川県出身。歌手。代表曲に「上を向いて歩こう」「見上げてごらん夜の星を」「明日があるさ」など。60年8月12日、日本航空123便墜落事故に遭い、43歳で死去した。

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 ■プレスリーの影響も 音楽プロデューサー・佐藤剛さん

 「上を向いて歩こう」は中村八大(はちだい)さん(1931~92年)が作曲、永六輔さん(78)が作詞した。著作「上を向いて歩こう」(岩波書店、2100円)がある音楽プロデューサー、佐藤剛(ごう)さん(59)は「この歌が海外でヒットしたのは、坂本九さんがエルビス・プレスリー(1935~77年)の影響を強く受けていたから」と指摘する。

 「坂本さんはプレスリーの音楽を全力で吸収し、その音楽に日本人の言葉、血、文化を融合させて自分のものにした。新しい日本文化を作る最前線に立っていたから、世界に通用する歌い方になった」

 坂本さんは10代でプレスリーの音楽に出合い、自著では人前で初めて歌ったのがプレスリーだったことも明かしている。その影響は歌い方にも表れ、「上を向いて歩こう」の中で「歩こおう、おう、おう、おう」とエコーのように続く節回しは、プレスリーの曲にもみられるという。

 「その節回しは、プレスリーよりプレスリーの影響を受けた人の方が明解にやっている」と佐藤さん。「坂本さんもビートルズも、エルビスのロックンロールという講座を受けた“同窓生”のよう。この節回しが日本人が外国のロックをベースに歌うときの基本になった」とし、ミュージシャンの矢沢永吉(61)や浜田省吾(58)にもその節回しが受け継がれているという。

2011年7月15日金曜日

橋下知事「エアコン切れ」号令を大阪市長批判「乱暴な議論」 大阪市は熱中症7倍

大阪市の平松邦夫市長は14日、熱中症で搬送された人が前年の7倍以上に上ることから、市の180カ所の関連施設に、休憩所「涼ん処(すずんどこ)」を設け、飲料水の提供などで一時的な暑さしのぎをしてもらう取り組みを始めることを明らかにした。市によると、7月13日までに熱中症で搬送された人は前年同時期の7倍以上の219人に上った。平松市長は休憩所を14日から順次設置していくことを明らかにした。

 また、関西電力の15%の節電要請などをめぐり「エアコン切れば原発止まる」と呼びかける大阪府の橋下徹知事に対し「命や暮らしなど数量的にとらえられない部分まで網をかぶせる乱暴な議論」と批判した。

2011年7月7日木曜日

歌舞伎俳優・尾上辰巳さん自殺未遂か 公園で首つり重体

歌舞伎俳優の尾上辰巳さん(32)が3日、東京都渋谷区代々木の代々木公園内で首をつり、意識不明の重体になっていたことが、警視庁代々木署への取材で分かった。同署は尾上さんが自殺を図ったとみて調べている。

 同署によると、3日午前2時ごろ、尾上さんが代々木公園内の木にタオルをかけて首をつってるところを知人が見つけ、119番通報した。尾上さんは病院に搬送されたが、すでに意識不明の重体となっていた。尾上さんと知人は直前まで公園に一緒にいたが、知人が目を離したすきに首をつっていたという。遺書などは見つかっていない。

 尾上さんのブログやツイッターは6月上旬から更新されていなかった。今年3月にはブログに「命を亡くすという最大の教えに、亡くなった方の為にも生きなきゃいけない」などと書いていた。

 ホームページによると、尾上さんは平成8年二代目尾上辰之助(四代目松緑)に入門し、10年に関西・歌舞伎を愛する会奨励賞を受けた。19年1月に国立劇場「梅初春五十三驛」おくら吹き替えの演技で優秀賞を受賞したほか、国立劇場「梅初春五十三驛」立ち廻りにて特別賞受賞。