2011年7月7日木曜日

歌舞伎俳優・尾上辰巳さん自殺未遂か 公園で首つり重体

歌舞伎俳優の尾上辰巳さん(32)が3日、東京都渋谷区代々木の代々木公園内で首をつり、意識不明の重体になっていたことが、警視庁代々木署への取材で分かった。同署は尾上さんが自殺を図ったとみて調べている。

 同署によると、3日午前2時ごろ、尾上さんが代々木公園内の木にタオルをかけて首をつってるところを知人が見つけ、119番通報した。尾上さんは病院に搬送されたが、すでに意識不明の重体となっていた。尾上さんと知人は直前まで公園に一緒にいたが、知人が目を離したすきに首をつっていたという。遺書などは見つかっていない。

 尾上さんのブログやツイッターは6月上旬から更新されていなかった。今年3月にはブログに「命を亡くすという最大の教えに、亡くなった方の為にも生きなきゃいけない」などと書いていた。

 ホームページによると、尾上さんは平成8年二代目尾上辰之助(四代目松緑)に入門し、10年に関西・歌舞伎を愛する会奨励賞を受けた。19年1月に国立劇場「梅初春五十三驛」おくら吹き替えの演技で優秀賞を受賞したほか、国立劇場「梅初春五十三驛」立ち廻りにて特別賞受賞。

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