2012年6月26日火曜日

いた!!入れ墨教師…それも小学校 大阪市教委調査、教師1人含む10人彫る


大阪市職員113人が入れ墨をしていると回答した全庁調査に絡み、所管の教職員約1万7千人について独自調査を行った市教委は26日、学校園の教職員10人が入れ墨をしていると申告したことを明らかにした。現業職員9人(管理作業員8人、給食調理員1人)のほか、小学校教諭も1人いた。教諭は人目に触れる可能性がある部位に入れ墨をしているといい「これまで子供たちに見えないよう留意していた。今後消したい」と話しているという。
校長への“自己申告”
 市教委は今後、勤務時間中の留意事項として「身体に入れ墨がある職員は、それを市民にみせないこと」などの規定を追加し、「入れ墨の施術」を禁止するよう改正した23日施行の市職員倫理規則について周知を徹底する。
 市教委による今回の調査は、記名式だった全庁調査とは異なり、各校長らに教職員から自己申告で入れ墨の有無を聞き取って報告するよう求める形で調査を実施した。
 入れ墨をしていると回答した10人のうち、児童生徒の目に触れる可能性がある部位にあるとしたのは、小学校教諭と管理作業員の各1人。目に触れる可能性のない部位に入れ墨をしていたのは職員8人だった。

2012年4月28日土曜日

真紀子氏顔負けの狡猾さ アリバイ工作に批判噴出

4月20日に参院で問責決議が可決された田中直紀防衛相の悪あがきに防衛省内で批判が噴出している。陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)で展開している南スーダンとスーダンの衝突激化を受け、5月上旬に現地調査団を派遣することを決めたが、これが田中氏の「国会対策」が目的だったと見透かされているためだ。省内で孤立を深めようとも狡(こう)猾(かつ)なアリバイ工作を決断したのは、外相時代に外務省を「伏魔殿」と呼び、官僚と対立した妻の真紀子氏の入れ知恵ではとの見方も出ている。

「任務に影響なし」

 「調査団を送れ。2次隊を派遣する前にだ」
 今月17日、田中氏は省幹部に強い口調で命じたという。
 南スーダンではスーダンとの間で緊張が高まっているが、陸自部隊が活動する首都・ジュバは戦闘地域から約500キロ離れている。陸自側は「任務に影響はない」(幹部)と分析していただけに、田中氏の指示は奇異に映った。
 複数の防衛省幹部はこの指示について、「国会答弁対策だ」と証言する。調査団を送る時期を2次隊派遣前と指定したのが、その証拠だという。
 治安情勢がきな臭い中、新たな部隊を送れば国会審議で野党の追及は避けられない。ただでさえ答弁で立ち往生する田中氏には重荷となる。それが更迭のダメ押しとなる危険性を敏感に察知し、「調査団が安全を確認した」というアリバイづくりを思いついたのが真相のようだ。

2012年4月5日木曜日

NY自動車ショーが開幕 日本の大手3社も新型車を次々公開


 世界の主要自動車メーカーが参加するニューヨーク国際自動車ショーが4日、ニューヨーク・マンハッタンで開幕し、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの日本の大手3社がそろって新型モデルを世界初公開した。
 米景気の緩やかな上昇基調に伴い米自動車市場が回復する中、各社は売れ筋モデルの新型やハイブリッド車などの環境対応車を数多く展示し、販売を伸ばしたい考えだ。
 出展台数は約1000台。一般公開は6日から15日までで、100万人以上が来場する見通し。
 トヨタは「レクサス」や「アバロン」の新型を、ホンダは「アキュラ」、日産は「アルティマ」の新型を公開していく予定。
 基調講演で日産のカルロス・ゴーン社長は「米国の市場は回復基調にある。(昨年8%強だった)占有率を10%にしたい」と販売拡大に自信を示した。

2012年3月30日金曜日

刑事の銃暴発で25歳日本人女性負傷 NY旅行中、弾が床貫通

米ニューヨークの大衆紙デーリー・ニューズ(電子版)によると、ニューヨーク・ブルックリンのアパートで29日早朝(日本時間同日夜)、麻薬捜査のため訪れた私服刑事の銃が暴発。弾が床を突き破り、階下で寝ていた日本人女性旅行者(25)の腕に当たった。警察の話として報じた。
 女性は軽傷とみられ、病院で手当てを受けた。名前などは明らかにされていない。ニューヨークの日本総領事館も事実を確認した。
 ニューヨーク・ポスト紙(同)によると、女性は日本から訪れ、アパート2階の友人宅に滞在していた。警察は天井の破片が腕に当たった可能性も指摘した。
 刑事が3階にある容疑者の男の家に踏み込んだところ、男が抵抗し銃が暴発したという。男は一緒にいた女と共に拘束された。
 ブルックリンは日本人旅行者の滞在先として人気がある。(共同)

2012年3月23日金曜日

イージス艦3隻展開 首都防衛で日本海にも 迎撃態勢全容

北朝鮮による長距離弾道ミサイル発射実験とみられる「衛星」打ち上げ予告を受け、防衛省が検討している迎撃態勢の全容が22日、分かった。海上自衛隊のイージス艦を飛行計画ルートに近い沖縄近海に2隻を展開させるのに加え、日本海にも1隻を配置する。日本海への展開は、ミサイルが予定軌道を外れるなど不測の事態が起きた際、首都圏を防護するためだ。
 弾道ミサイルを迎撃するミサイル防衛(MD)システムでは、イージス艦搭載の海上配備型迎撃ミサイル(SM3)と地対空誘導弾パトリオット(PAC3)による2段構えの迎撃となる。海自のSM3搭載イージス艦は4隻あり、うち3隻を投入する。
 北朝鮮は国際海事機関(IMO)に、「衛星」の1段目は韓国南部・全羅道西方沖、2段目はフィリピン・ルソン島東方沖に落下すると通報しており、沖縄本島の西方と先島諸島の上空を通過する見込み。不具合でミサイル本体や部品が落下するのに備え、イージス艦を沖縄本島付近に1隻、先島諸島の南方に1隻を配置する。
 日本海では、北朝鮮北西部の「西海衛星発射場」と東京を結ぶ福井・京都の北方海域に展開。首都圏を中心とした本州を防護対象に加え、国民に安心感を与える狙いもある。
 一方、PAC3は石垣島と沖縄本島に展開させる。
 田中直紀防衛相は22日、弾道ミサイルに対する「破壊措置命令」を月内にも出す方向で調整に入った。

2012年3月20日火曜日

スタバがジュースに参入 米シアトル近郊に1号店



米コーヒーチェーン大手スターバックスが19日、従来のコーヒー店とは違う新ブランドのジュース店「エボリューション・フレッシュ」の1号店を本社のある米ワシントン州シアトル近郊にオープンした。
 同社はジュース業界の市場規模を34億ドル(約2800億円)とみており、今後店舗を展開することで販売を伸ばす考え。同社は「ジュース業界は今後も伸びることが予想される。革新的で健康志向の商品を提供していきたい」としている。
 1号店は新鮮な果物や野菜を組み合わせた手作りのジュースやシャーベット状の飲み物「スムージー」などが売り物。サラダやサンドイッチなどの食べ物も提供するという。
 同社は昨年11月、ジュース製造企業を3千万ドルで買収していた。(共同)

2012年3月15日木曜日

中国人船長を強制起訴 公判は困難か 尖閣漁船衝突事件

沖縄県・尖閣諸島付近の中国漁船衝突事件で、検察官役の指定弁護士が15日、海上保安庁の巡視船「みずき」に衝突したとする公務執行妨害などの罪について、那覇検察審査会が起訴すべきと議決した●(=擔のつくり)其雄船長(42)を強制起訴した。午後に指定弁護士が記者会見する。  裁判所が起訴状を船長に送るが、起訴状が2カ月以内に送達されなければ起訴は効力を失い、公訴棄却となる。船長は釈放されて既に帰国しており、公判を開くのは困難とみられる。
 那覇地検は船長を2度にわたり不起訴処分にしたが、那覇検察審査会が昨年7月21日「船長の行為は人命を危険にさらす無謀なものだ」として起訴すべきと議決。那覇地裁が指定弁護士2人を検察官役に指定した。